気付かれずに不動産売却するために知っておきたい媒介契約の種類や活動方法

2021-11-17

気付かれずに不動産売却するために知っておきたい媒介契約の種類や活動方法

この記事のハイライト
●誰にも知られず不動産売却するときには、レインズ(不動産流通標準情報システム)に登録するかしないかで媒介契約の方法を選ぶ
●誰にも知られず不動産売却する方法はかなり限定的になる
●不動産会社に買い取ってもらうと、短期間で誰にも知られず売却できる可能性が高くなる

不動産を売却したいと考えているけれども、ご近所や会社の人に知られたくない事情がある人は少なくありません。
どうすれば誰にも気付かれずに売却できるかわからず、一歩踏み出せないままでいる人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、できるだけ気付かれずに不動産売却する方法を詳しく解説していきます!
平塚市や秦野市、小田原市、茅ヶ崎市、伊勢原市、厚木市、寒川町などで誰にも知られることなく不動産売却したいとお考えの方は、ぜひご参考にしてください。

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気付かれずに不動産売却したいときの媒介契約の選び方

気付かれずに不動産売却したいときの媒介契約の選び方

不動産会社に仲介を依頼し、個人の買主を見つけてもらって売買契約を結ぶときには、不動産会社と媒介契約を交わす必要があります。
媒介契約には、一般媒介契約・専任媒介契約・専属専任媒介契約の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。
ご近所や会社の人に内緒で不動産売却したいときには、不動産会社と契約するときから注意が必要です。
今回は、気付かれずに不動産売却することを念頭に、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
一般媒介契約
一般媒介契約とは、複数の不動産会社と同時に契約を結べる媒介契約の方法です。
誰にも知られず不動産売却したいときに一般媒介契約を選ぶメリットは、「レインズ」への登録義務がないことです。
レインズとは、不動産流通機構が管理・運営する不動産物件の情報を交換するためのコンピューターネットワークシステムを指します。
このシステムに登録されると、どの不動産会社からも物件情報を閲覧できるようになります。
そのため、たとえばご近所の方が同じエリアで物件を探していた場合、「こんな物件もありますよ」とご自身が売りに出している物件を提示される可能性があります。
一般媒介契約にはレインズへの登録義務がないため、契約した不動産会社以外への情報の拡散を防げることがメリットです。
ただし一般媒介契約には、売主に対する活動状況報告書の提出義務がないため、不動産会社がどのように売却活動してくれているかを知るのが難しくなります。
契約する不動産会社が多くなればなるほど、ますます状況を把握するのが困難になるのがデメリットです。
専任媒介契約・専属専任媒介契約
専任媒介契約・専属専任媒介契約は、どちらも1社としか媒介契約を結べないことが特徴です。
専任媒介契約には2週間に1回以上、専属専任媒介契約なら1週間に1回以上、売主に対する活動状況報告書の提出義務があります。
そのため、一般媒介契約と比較すると売却活動の様子を把握しやすく、また不動産会社も自社だけが売却の責任を負うため、真剣に売却活動してくれることが期待できます。
ただし選任系の媒介契約は、レインズへの登録が義務づけられている点がデメリットです。
多くの不動産会社に物件情報が流れることは避けられません。
ただ、レインズは「広告転載不可」とすることが可能です。
広告転載不可としておくと、不動産会社は物件情報を見ることはできますが、ホームページや新聞広告などに物件情報を掲載することはできません。
近所の人が物件情報を知る可能性はありますが、一般媒介契約で複数の不動産会社と契約してもそれは同じとも考えられます。
レインズに物件情報が掲載されることには問題ないと感じるのであれば、売却活動の様子がわかる選任系の媒介契約を結ぶのがおすすめです。
なお売主自身が買主を見つけた場合、専任媒介契約では直接売買契約できますが、専属専任媒介契約では不動産会社を通さなければ売買契約は結べないという違いがあります。
売主自身が買主を見つけて直接契約する可能性があるかどうかで、どちらを選ぶか決めると良いでしょう。

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気付かれずに不動産売却したいときの売却活動の進め方

気付かれずに不動産売却したいときの売却活動の進め方

インターネット上に情報を出したり、新聞広告やチラシの活用を避けたうえで、誰にも気付かれずに不動産売却したい場合、方法はかなり限定的になります。
ここでは二つの方法をご紹介します。

不動産会社の顧客に物件を紹介する

不動産会社には、物件を売りたい人だけではなく買いたい人も訪れるため、購入希望者の顧客リストを有しているのが一般的です。
媒介契約した不動産会社は、まずは顧客リストで物件に興味を持ちそうな人に、ダイレクトメールなどで物件情報を紹介します。
また物件を購入したいと来店した顧客にも、直接物件を紹介します。
ただし、この方法では物件を紹介できる相手はかなり少なく限定的となるのは否めません。
よほど立地が良いなど好条件の物件でなければ、売却まで時間がかかる可能性があるでしょう。

不動産会社に買取してもらう

不動産会社に買主を探してもらうのではなく、直接買い取ってもらうのも、誰にも気付かれずに売却したいときにはおすすめの方法です。
不動産会社の買取では、物件を査定したあと不動産会社が買取金額を提示し、その金額に納得すればそのまま買い取ってもらえます。
ただし、仲介による売却よりも、売却価格は3割ほど安くなってしまいます。
不動産会社は、買い取った物件をリフォームやリノベーションして再販することを前提としているためです。
一方買取は購入希望者を探す必要がないことから、短期間で売却活動を終えられるメリットがあります。
価格自体は安くなってしまいますが、売却活動をおこなう必要がないため、誰にも知られずに売却できる可能性はかなり高くなります。

個人間売買も可能だが不動産会社に仲介を依頼するのが無難

買主を自分で見つけられる場合は、やはり売却活動は不要になるので誰にも知られずに売却が可能です。
友人や知人、親戚などで物件を購入したい人がいる方は、不動産会社へ一度相談してみると良いでしょう。
ただし、個人間売買は、不動産にあまり詳しくない人同士がおこなうには少々リスクが高くなると言わざるを得ません。
高額な取引であるため、トラブルが起こると事態は深刻になりがちです。
そのため個人間売買であっても、不動産会社に仲介を依頼するのが無難です。
とくに買主が住宅ローンを組むのであれば、不動産会社を入れたうえで、不動産会社が作成した「重要事項説明書」の提出を融資の条件としているところがほとんどです。
売主自身が買主を見つける場合でも、不動産会社に仲介してもらい、安全な取引をすることをおすすめします。

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気付かれずに不動産売却を進めるときに必要な期間

気付かれずに不動産売却を進めるときに必要な期間

気付かれずに不動産売却を進めたいときには、売却までどれくらいかかるかも気になりますよね。
ここでは不動産売却にかかる期間をご紹介します。

仲介による不動産売却なら3か月~6か月が目安

不動産会社に個人の買主を探してもらう一般的な不動産売却であれば、不動産会社と媒介契約して決済・引き渡しまでにかかる期間は3か月~6か月が目安です。
ただし誰にも気付かれないよう、宣伝や広告を控えるのであれば、買主が見つかるまでにはさらに時間がかかる可能性があります。
売却活動が長引くぶん、売りに出していることを気付かれる可能性も高くなる点には注意しましょう。

買取による不動産売却なら最短3日~1週間

不動産会社に買い取ってもらう場合には、最短3日~1週間で売却が可能です。
買取では購入希望者を探す時間が不要になるため、価格に納得すれば短期間で売却活動を終了できます。
ただし前述したとおり、買取価格は相場よりも3割ほど安くなります。
多少価格が下がっても、早く売却活動を終えたい方は買取を検討すると良いでしょう。

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まとめ

不動産を誰にも知られず売却するには、媒介契約を選ぶところから注意を払う必要があります。
まずは信頼できる不動産会社を見つけ、相談することから始めるのがおすすめです。
株式会社クリップでは、平塚市や秦野市、小田原市、茅ヶ崎市、伊勢原市、厚木市、寒川町などにある不動産の売却のお手伝いをしています。
「誰にも知られず売却したい」といったご相談にも秘密厳守で応じていますので、お気軽にお問い合わせしてください。

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