不動産売却前にリフォームは不要!売却につなげるリフォーム以外の方法とは

2022-01-11

不動産売却前にリフォームは不要!売却につなげるリフォーム以外の方法とは

この記事のハイライト
●不動産売却前のリフォームは基本的には不要
●内覧の印象を良くするために軽微なリフォームが必要になるケースもある
●リフォームではなくハウスクリーニングやインスペクションを検討するのもおすすめ

「売却したい不動産の劣化がひどいので、リフォームしてから高く売ろう」とお考えではないでしょうか?
リフォームすると見た目がきれいになることから、早期売却につながる可能性があります。
しかし不動産売却に際しては、基本的にはリフォームは必要ありません。
この記事では、不動産を売却する前にリフォームが不要とされる理由を解説し、また例外的にリフォームが必要になるのはどういったケースなのかをご紹介します。
リフォーム以外で不動産を早く売却する方法もあわせてご紹介しますので、平塚市や秦野市、小田原市、茅ヶ崎市、伊勢原市、厚木市、寒川町などで不動産売却をご検討中の方は、ご参考にしてください。

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不動産売却前のリフォームは基本的には不要!その理由とは?

不動産売却前のリフォームは基本的には不要!その理由とは?

不動産業界では「売却前のリフォームは不要」とするのが一般的です。
ここではその理由を3つご紹介します。

【理由①】リフォームしても物件の価値は上がらない

不動産売却前のリフォームが必要ないとされている理由のひとつは、リフォームをしたからといって物件の価値は上がらないためです。
そもそも不動産の価格は、見た目の新しさやきれいさではなく、築年数が重視されます。
同じような立地にある似た間取りの物件なら、築年数が新しいほど高く、古くなると安くなります。
リフォームをして内装が新しくなったからといって、基礎や構造の劣化まで修復されて築年数が若くなることはありません。
築20年であれば、どれだけ中身をきれいにしても築20年の物件としてしか評価されないことから、リフォームは不要とされているのです。

【理由②】リフォーム費用を回収できない

不動産売却前のリフォームが不要とされるのは、リフォーム費用を回収できないことも理由です。
住宅をリフォームするには、規模にもよりますがそれなりの費用がかかります。
たとえばキッチンをリフォームするなら50~150万円程度、浴室のリフォームなら50~100万円程度は必要です。
リフォームにかけた費用を回収するには、不動産の売り出し価格に上乗せする以外ありません。
しかしそうすると、ほかの同じような築年数の競合物件よりも、上乗せした費用分高くなってしまいます。
同じような物件なら、買い手は少しでも安いほうを選ぶ傾向があるため、売れ残る可能性が高まります。
結局相場価格まで下げないと売却できないとなると、売り手はリフォームにかけたコストを回収できず、費用をかけただけ損することになるのです。

【理由③】買い手のニーズにマッチしない

中古物件をリフォームして売りに出しても、買い手のニーズにマッチしないこともリフォームは不要とされる理由です。
中古不動産の購入を検討する方は、購入したあとに自分好みにリフォームしたいと考えていることが多いのが特徴です。
そういった方には、内装をいくら新しくしても、メリットや魅力を感じてもらうのは難しいと考えられます。
また、リフォームに費用をかけるため、できるだけ安い物件を探している方も少なくありません。
その場合、リフォームされて売り出し価格が相場よりも高くなっている物件は、候補にすら入れてもらえなくなる可能性があります。
中古物件をリフォームすることは、かえって市場を狭くして、売却の足かせになることすらあるのです。

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不動産売却前にリフォームが必要なケースとは

不動産売却前にリフォームが必要なケースとは

不動産売却前のリフォームは基本的には不要ですが、以下のようなケースでは、例外的にリフォームしたほうが良いと判断されることがあります。

内覧の印象があまりにも悪い

中古不動産の購入を検討している方は、物件がある程度劣化していることは承知のうえで内覧に挑むことがほとんどです。
しかし内覧に来た家の窓ガラスが割れて段ボールが張られていたり、障子が穴だらけだったりすると「この家に住みたい」と思ってもらうのは困難です。
「大切に使われていなかった」「見えない箇所も傷んでいるはず」と思われてしまえば、売却は遠のいてしまいます。
窓ガラスの交換や、障子の張り替え程度のリフォームは、さほど費用はかかりません。
内覧者に好印象を持ってもらうための軽微なリフォームは、おこなっても良いでしょう。

重要な設備が壊れている

給湯器といった重要な設備が壊れている場合も、リフォームすると売却に好影響を与える可能性があります。
中古住宅を購入してリフォームしたいと考えている方であっても、最低限必要な設備は機能していることを前提としているものです。
そのため生活に欠かせない設備が壊れている場合は、購入してもらいにくくなります。
こういったケースでは、設備の交換を検討しても良いでしょう。

リフォームするかは不動産会社に相談する

ご紹介したような軽微な修繕であっても、不動産会社によっては不要とすることも少なくありません。
不動産を売り出している地域の特性や、市場によっては状態が悪くても売却に至ることがあるためです。
そのためリフォームを検討するときには、どんなささいな内容であっても、まずは売却を依頼している不動産会社に相談することをおすすめします。

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不動産売却でリフォーム以外に早期売却へつなげる方法

不動産売却でリフォーム以外に早期売却へつなげる方法

ここからは、売却できるか心配な不動産を、リフォーム以外で早期売却につなげる方法を3つご紹介します。

ハウスクリーニングを依頼する

掃除の専門業者にハウスクリーニングに来てもらい、プロの技できれいに掃除してもらうのは、買い手の印象を良くする安価で効果的な方法です。
内覧時の印象は、購入希望者の購買意欲を大きく左右します。
すべてリフォームする前提であっても、汚い家ときれいな家を見た場合、状態が良く見えるきれいな家のほうを購入したくなるものです。
とくにキッチンや浴室、トイレなどの水回りがきれいだと、清潔感をアピールして購買意欲を高められます。
売却を決めたときには、水回りだけでもハウスクリーニングに入ってもらうと良いでしょう。

インスペクションを実施する

リフォームする代わりにインスペクションをおこなって、物件に不具合がないことを買い手にアピールするのも効果的です。
インスペクションとは、中古住宅の外壁や基礎などの劣化状況を住宅診断士が調査することを指します。
中古住宅の購入を検討している方は、見た目よりも何よりも「物件に大きな不具合がないか」が気になるものです。
見た目はリフォームすればいくらでも新しくできますが、基礎にヒビが入っていたり、屋根から雨漏りしたりしている家は、購入しても安心して住めないためです。
インスペクションを受けて、建物に問題がないことを証明できれば、買い手への大きなアピールポイントになるでしょう。

不動産会社の買取を検討する

リフォームを検討するほど状態が悪い物件であれば、不動産会社の買取を検討するのもおすすめです。
不動産会社の買取とは、不動産会社を買い手として、直接買い取ってもらう売却方法です。
通常の不動産売却とは違い、売却活動をして買い手を探す必要がないので、早ければ3日~1週間で売却できます。
買取価格は3割程度安くなってしまいますが、いつまでも売れないときには検討してみると良いでしょう。

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まとめ

不動産売却前のリフォームは、物件の価値が上がらない、リフォーム費用を回収できないなどの理由から、基本的には不要とされています。
ただし障子の張り替え程度の軽微なリフォームを施すと、内覧時の印象を良くすることはできるので、費用負担が軽微であるなら不動産会社に相談のうえ検討しても良いでしょう。
なお弊社では、平塚市や秦野市、小田原市、茅ヶ崎市、伊勢原市、厚木市、寒川町などにある不動産の売却のご相談に応じています。
売却前にリフォームが必要か迷われている方は、お気軽にお問い合わせください。

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